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日常で感じたことを書いていきます

東大思考を読んで感じたこと

こんにちは。

 

デニおです。

 

本日は読んだ本の紹介したいと思います。

 

東大思考  著者:西岡壱誠さん

この本を読もうと思ったきっかけは、教育している後輩が自分より高学歴であり、頭が良いので、その思考を理解することが重要だと感じていました。自分もその思考を理解して実践することができれば自分自身の成長につながると思い、購入いたしました。

 

著者の西岡さんは偏差値35から東大を目指し、見事に合格されている方です。

本の中で「頭がいい人は、なぜ頭がいいのか?」「どうすれば頭がいい人になれるのか」を説明されていましたので、自分なりに感じたことを書いていきます。

 

まずは、自分の大学進学を考えていたときを振り返ってみましたが、間違いなく東大は選択肢にありませんでした。勉強は卒業できる程度、大学も行けるところでいいと思っていて、恥ずかしながら勉強しようとは全く考えていなかったことを覚えています。

ですが、今はあの時の勉強しなかった自分に対しての後悔があるため、本を読んで考えることや新しい知識を増やすことを楽しんでいます。 

本の内容

最初の部分で、頭がよくなる最大のポイントは「日常の解像度」を高めることだと書かれています。

 

日常の解像度を高め、当たり前のことを当たり前に積み重ねた結果で東大生になっている人ばかりであると書いてあります。何か1つの物事に対して掘り下げて学ぶ。掘り下げていく方法は、なぜ?と問いかけて考える。そして、調べたことを知識として深めていく。これを当たり前のように繰り返している。

自分では日常の身の回りのものに対して、なぜ?と問いかけることを実践するために、自分の仕事に置き換えて考えてみました。質問された内容の意図を考えたり、作業内容について、なぜ?と問いかけて考えることを意識するようにしています。この思考を繰り返すことで、考えが深くなり、理解しようとします。この思考方法を実践して自分の変化を感じています。

 

頭のよさをつくる5つの思考回路

①記憶しなくても記憶できるようになる思考回路

・日常生活の中でさまざまな知識を常に関連づける。

②簡潔に話をまとめることができるようになる思考回路

・キーワードを探す能力

③人にうまく話を伝えられるようになる思考回路

・話がうまい人は説明力が高い人である

④他人が思いつかないアイデアを生み出せるようになる思考回路

・一を聞いて十を知る。一に対するものの見方を十持っている。

⑤難解な問題を解決できるようになる思考回路

・ミクロとマクロの両方の視点を行き来することで問題解決力が身につく

 

5つの思考回路についてポイントを書き出しました。各チャプターごとに大事な部分にマーカーが引かれていて、各項目のポイントも書いてありますので非常に読みやすいです。

 

まとめ

読んでいくうちに、最初に書かれていた東大生の頭の良さは後天的に得られたものだという内容も理解できました。東大生は生まれながら天才の集まりだと認識していた自分にとっては、「このような思考で日々を過ごしていたら変われる」と思うようなことばかりでした。しかしながら自分は30代半ばですので、実践できることから始めています。

自分の思考法を変えたい方や学びの方法について書かれていますので興味のある方は読んでみてください。